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インドで教わったカレーの調理法とそのポイント

インドにいた時に教わったカレーの調理法の秘訣は、スパイスをふんだんに使うこと、それにスパイスの香りをしっかりと油に移しておくことにあります。
特に、インドではギーと呼ばれる牛の乳から作られたオイルを家庭で広く用いています。
これはバターよりも濃厚で調理に適していて、高い風味を与えてくれる優れた調味油となっています。
日本ではインドのスパイス専門店でたまに見かけるだけで、普通のスーパーなどではほとんどお目にかかることはできません。
ギーを適量スプーンで掬った後に温め、そこにスパイスを加えることで油にスパイスの香りを移すことができるようになります。
インドのカレーの香りが生き生きとしていてフレッシュである理由は、まさにこの一手間が加えられているからです。
インド人はあまりカレーを煮込んだりしません。
フレッシュさが肝心なので、さっと料理をする調理法で手際よく味付けをしています。
そのため、スパイスが生きているのです。

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